
クリスマスの起源と由来
今日は、クリスマスですね。クリスマスといえば、恋人とデートしてクリスマスケーキ食べたりしませんか?でもそれは、欧米諸国のキリスト教徒の方々が日本のクリスマス文化見ると不真面目に感じるみたいです。キリスト教徒の人にとっては、とても大事な日なのです。 今回は、ローマ時代からのクリスマスの起源・意味・由来などを紹介していこうと思います。 クリスマスイブについても、私たちの考えている意味などが違うことが分かったので見ていきましょう。
クリスマスの意味と語源
意味:イエス・キリストの誕生を祝う日
本当の誕生日は不明らしいです。教会では『誕生を記念する日』とされているそうです。
語源:イエス・キリストの誕生日を祝うミサ
クリスマスは英語で『Christmas』 Christ(キリスト)とMass(ミサ)がミックスしたものです。
ミサとは?
ミサとは、正式にはカトリック教会で礼拝の時に神父が信者にパンを与えること。パンはイエス・キリストの身体とされているようです。日本では、教会の礼拝という意味で使われていますね。
イエス・キスストは本名なの?
イエスが名前でキリストは『救世主』という称号です。苗字は無く、生まれた地域のナザレを使ってナザレのイエスと呼ばれたりもしています。
クリスマスの起源と由来
12月25日がキリストのミサの日になったのは、紀元4・5世紀頃なったそうです。」ちなみに紀元前と紀元後は、イエス・キリストの誕生が基準らしいです。初めて知りました。
でも由来については、正確な記録などは無くてハッキリしていないそうです。クリスマスがイエス・キリストの誕生日というわけでもありません。もともとローマで行われていたお祭りにイエス・キリストの誕生を祝う意味が付けられてみんなから受け入れられてクリスマスが定着していったようです。
実はイエス・キリストの誕生日は不明
クリスマスは、救世主イエスの降誕を祝う日ですね。誕生日ではないみたいです。西暦1年、今から2020年も前ですねキリストが生まれたとされている年です。でも誕生日はいつか分かっていないようで、聖書にも書いてありません。
当時ユダヤの法律で誕生日の記録をすることはなかったそうです。
始めはお祝いなど無かった
誰の誕生日だろが記録もなく気にしないくらいですから、初期のキリスト教徒たちもキリストの誕生日のお祝いなどしていませんでした。イエスの没後400年ほどたって紀元4・5世紀になってキリスト今日か広まった頃から、前から存在していた冬至のお祭りなどに合わせて、イエス・キリストの降誕のお祝いをするようになっていきました。
ミトラ教のお祭りを取り入れた
キリスト教が広まる前、紀元1世紀から4世紀頃、ローマ帝国ではミトラ教という宗教が信じられていました。
ミトラ教というのは、太陽崇拝。1年で1番日が短い日が当時ですが、ミトラ教では冬至の次の日を太陽が復活する日として祝っていました。この日が12月25日、太陽神の誕生の日とされました。
祝いの日には、盛大にお祭りをして、プレゼントを贈ったり、ご馳走を食べたりしていました。
ですが、ミトラ教は、キリスト教に迫害され5世紀頃に消滅してしまいました。でも、この12月25日に祝う習慣は残ってキリスト教に吸収されたのです。
クリスマス・イブの正しい意味
みなさんクリスマス・イブは、クリスマスの前の日というイメージをお持ちではないですか?でも実は『クリスマスの晩』という意味だそうです。
英語ならChristmas Eveningといいます。イブニングを短くイブと言っているんですね。
正確には12月24日がクリスマス・イブではないのです。12月24日の日没から夜11時頃までのことを意味しているそうです。私自身、今回調べるまで知りませんでした。
プレゼントは24日or25日?
キリスト教としてはクリスマスイブもクリスマス。24日の日没から25日の夕方までクリスマスですから、クリスマスプレゼントを渡すのはどちらの日でも大丈夫です。
クリスチャンにとっては、クリスマスプレゼントはクリスマスツリーの下に置いておいて、まず教会にお祈りをしてからプレゼントを開けるのが普通の様です。日本人のみなさまは、クリスマスは枕元にクリスマスプレゼントのイメージがあるのではないでしょうか。素敵ですね。
それでは、みなさんも楽しいクリスマスをお過ごしください。
『メリークリスマス!』