
英語で表現が分からない?ネイティブスピーカーも間違えますよ。
いざ英語で何か伝えたいときに、自分の英語表現がちゃんと伝わるのか?どうか分からなくて話せない、ということはよくありますよね。
その悔しい気持ちを減らしていくことが英会話の上達への道とも言えますが、そこまで神経質にならなくてもいいと思います。
英語が母国語のネイティブスピーカーでも英語表現を間違えたり、わからない場合もあるからです。
でも、あなたの言いたい英語表現が分からないことが、あなたの英会話習得の足かせになっている場合は考え物ですね。
そこで今回は、英語学習者の友達Tの出来事とそういう状況の対処方法を紹介していきたいと思います。
ホームパーティーでの出来事
ネイティブスピーカーでも分からないこともある
友人宅でのホームパーティーに招かれたそうです。数年ぶりに街中で友人と再会したそうです。
ちなみにその友人の彼氏さんは日本に住んでいるアメリカ人なんですが、日本語は少し話せるようです。
そのホームパーティーでは、よく飲んで食べていたTは、友人の彼氏さんとその他数名の人と話していました。確か、カナダ人男性とオーストラリア人男性と、カナダ人女性だった言っていました。
日本でも、こうゆう場面があるのは英語学習者とし有意義な時間だったと言っています。
いろいろと話していたんですが、オーストラリア人男性が音楽の話をしていて『あるビーチで2年ごとに開かれる音楽イベントに行ってきた』みたいな話をしていました。
そのとき彼は『2年ごと』という言い方が分からなくなったらしく、
『2年ごとに、って “bi-annually” だっけ?それとも “semi-annually” ?』と聞いたんですね。
そうしたら、そこにいた友人彼氏(アメリカ人)が『あれ?どっちだっけ?たしか “bi-annually” だと思うけど、”semi-annually” な気もする』
とか言いだして、しばらくみんなであれかな?これかな?と色々言っていました。
結局最後は、インターネットで調べて “bi-annually” だということでみんな納得したんですが、ネイティブスピーカーでも
『あれ何て言うんだっけ?』みたいなこともあるんだなぁ、って改めて実感した出来事でした。
ちなみに “bi-annually” は『2年ごと』という意味の他に『年に2回』という意味もあり、ネイティブスピーカーでも文脈から読みとらないとどっちの意味なのか分からないそうです。
同じことは日本語でも起こる
これと同じことはみなさんが日々使っている日本語でも起こりますよね。
『え~と、何て言うんだっけ』という頭の奥で言葉探しをしたりすることがありますよね。
外国語を話しているならなおさらです。そんなことは何も問題ではありません。
問題は、そのことがあなたの英会話学習の足かせになっている場合です。
英語での言い方が分からない部分があるため、そこで会話のキャッチボールが止まってしまう。
あるいは、間違ったらダサいなど、恥ずかしさからあなたが英語で話すことをためらってしまうこともあります。
これは英会話学習をしていくうえで問題なのです。邪魔になります。その対処法を考える必要があります。
そのような場合でも英語の会話が止まらない、あなたが英語で話すことの邪魔なものを排除ための対処法を考えていきたいと思います。
対処法『あれ何て言うんだっけ』と聞く
対処法としては、他の人に聞いてしまう、というシンプルな方法です。
上記のアメリカ人彼氏の場合と同じですね。
このいう場合には、言い方が分からないからと黙っていては何も前に進みません。『今、言葉を探しているんですよ』ということを表す必要性があります。
そういったことで周り人たちも『こう言いたいのか?』など助け船を出してくれます。
分からないからと黙ったままにしていると『なんで黙ってるんだろう?』とか『何が言いたいんだろう?』と思われて、相手も黙ってしまい会話がスムーズに出来なくなってしまいます。
そのような場合には、
“Uh, I am not sure about how to say it but …” とか
“is it ~ to say …?”
など言って、この言い方が分からない、これで合っているか確かめたい、ということを相手に伝えます。
“say” の代わりに “describe” でもいいですね。
先のオーストラリア人のケースでは、彼は“Is it bi-annually or semi-annually to do something every 2 years?”と言っていました。
言い方に迷ってないで、最初から “every 2 years” と言ってもいいじゃん、とも思いますが。
ここで出てくる “every 2 years” は『2年ごと』という周期を表す表現の一つです。
『英語で言えなかった』は英会話をモノにする力
言いたいことが英語で言えないという状態は英語学習者であれば誰もが必ずぶち当たる壁です。たしかに悔しかったり落ち込んだりしますが、逆に英会話をモノにする力になることは間違いないです。
人間の脳というのは、意識の向いていないものを吸収することは苦手です。人は意識して見ようと思っているものしか見えないし、聞こうと思っていることしか聞けない生き物なのです。
『この表現が言いたくても言えなかった』という気持ちは、あなたの意識をその表現に向かわせます。そしてその表現はすぐに身につくでしょう。
その結果、会話の中や別のシチュエーションでその表現に巡り合ったとき、『これだ!』と思って使ってみて覚えることができるのです。
まずは、覚えるぞ!って気持ちが冷めないうちに調べることで分からない表現を覚えるということになります。
あなたの英語表現を充実させていくことができるように利用していくことをおすすめします。
まとめ
ここまでの内容を、下に3点でまとめます。
- 言いたいことの英語表現が分からないことは、ネイティブスピーカーでも起こる。日本人の日本語でも同じ事。
- そのこと自体が問題ではない。問題は、そのことがあなたの英会話の足かせになっていないか。
- 『あの時に英語で言えなかった』という悔しい気持ちは、英会話学習の力になる
言いたいことの英語表現が分からない。などというときに簡単な英語で言ったり他人の助けを借りたりして、どんどん英会話を自分のモノにしていってほしいと思います。
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